茶がゆ
耕地が少ない和歌山県においてほぼ全域で食されていた茶がゆは、「おかいさん」の愛称で親しまれ、どの家庭でも食べられていた日常食でした。
昔はどの家でも自家消費するくらいの茶の木が植えられており、日干し番茶にして一年分を保存していたようです。夏はのどごし爽やか、冬はもちろん温かく楽しめ、季節によって採れた作物を入れたおかいさんは「おいもさんのおかいさん」や「お豆さんのおかいさん」などと呼ばれ、地域に密着した食べ物だったのが伺えます。
材料
- 米
- 番茶
- その他調味料
作り方の一例
- 1
- 鍋に分量の湯を沸かし、茶袋に番茶を入れて15分ほど色よく煮出します。
- 2
- 茶袋を取り出した後、そのまま米を入れて強火で煮ます。炊きます。
- 3
- 炊きあがる間、木のしゃもじで救い上げるようにしてまぜます。
- 4
- 米がふくらんだところで火を止め、好みで塩ひとつまみ入れてできあがりです。