地産地消そのままの 宝物のようなお店

和歌山市から阪和高速道路を下ること約30分、有田I.Cから国道480号線を東にひた走った山の奥深く、有田川町清水(旧清水町)にあるのが「赤玉食堂」です。

この地域は自生するわさびや山椒がしめすように、名の通りの美しい有田川上流の水が流れ、山・川の幸に恵まれており、日本の原風景ともいうべき自然が残された地域です。

春には二川ダムの桜や若葉、山菜、有田川ではアマゴ・アユ。田植えが終わるころにかけてはホタルが飛びかい、日本一の生産量を誇るぶどう山椒の収穫を終え、夏休みにはいるとキャンプや川遊びでにぎわいます。秋の紅葉から冬にかけては清水米はもちろん、地鶏や周辺の山地で捕らえた野生の猪を使ったお鍋など、味に景観にと楽しめます。

季節の食材を食す楽しみ

赤玉食堂で、特におすすめしたいのが山菜料理。ぜんまいやイタドリなど、たっぷりの山菜を使った炊き合わせは絶品。その他にも、たらの目の天ぷらやあまごなどの川魚の定食。山と川の幸を贅沢に使った山河定食など。風土の恵み深き、濃い味わいの料理の数々があなたの口福を満たしてくれます。

それともうひとつ、赤玉食堂で必ず食べておきたいのが「わさび寿司」です。一見、めはりずしに似たわさび寿司は、寿司飯と酢に浸し、生臭さを抜いた塩サバまたは鮎の甘露煮を、地元で栽培されたわさびの葉を塩漬けにして巻いたこの地域独特のお寿司です。

わさび寿司

葉を巻いたわさび寿司をそのまま口に入れ、歯でかみ切るときのパリッとした感触にあわせ、ほんの少しピリリと感じる辛さが絶妙。塩サバのまろやかさとうまく調和して爽やかな味覚を醸しています。わさびの葉は、4〜6月が特に香りがよいため、この頃、山菜料理とわさび寿司をセットにお求めいただくお客様が多いのも納得です。

わさびの花の酢漬け

そして忘れてはならないのが寿司に添えられた「わさびの花の酢漬け」です。塩サバのわさび寿司を食べた後に酢漬けをひとくち。さあ次は鮎のわさび寿司を・・と、ついつい何個でも手が出てしまいます。


地産地消の郷土料理

清水生まれ清水育ちのご主人、西林さんが「山菜や川魚は、全部店の前の有田川やここらの山でとれるものばかりです」と気さくに話かけてくれます。

地場応援します

「昔からこの地域で食べてきたものを、昔からの作り方で作っているだけなんですよ」。お寿司にしても、この地域では秋まつりなどの頃に自生している"芭蕉の葉"を使ったお寿司が家庭で作られていたそう。また少し変わったところでは、サバのかわりにカマボコをくるんだものもあるとか。山奥ゆえに高価なサバの代わりに使っていたのかもしれません。

今では数が減り、めったに提供できないメニューもあるとか。タンポポのおひたし。クサギの煮付け。ズガニの甲羅揚げなど。しかし「郷土の味をできるかぎり守っていきたい」と話してくれました。

伝えられた味と技

地域で採れた産物を地域で食すという、今では贅沢にも思える本当の豊かさがここ清水地域には残っているということでしょう。

赤玉食堂では、今では息子さんが主になり、お店をまかなっています。豊かな地元の食材と、伝えられた技法を守り抜くとともに、そこに新しい感覚が加わる赤玉食堂。これからもずっと、新鮮な味覚を提供してください。



ご主人の西林さんの趣味はカメラ。赤玉食堂近くの「日本の棚田百選」にも選ばれた「あらぎ島」をとり続けた写真はプロはだし。真夏日や銀世界、田植え・稲刈りと、季節感たっぷりのあらぎ島を見ることができます。来店の際には見せてもらうようお願いしてみては?

(2008/5/8 取材)

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赤玉食堂(あかだましょくどう)
所在地
〒641-0006 和歌山県
有田川町清水337-5
予約・お問い合わせ
電話:0737-25-0371
営業時間
10:00~21:00
定休日
月曜日
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店舗からひと言

わさび寿司は生ものにつき、通信販売はおこなっておりません。ぜひご来店のうえお求めください。(予約可)


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わさび寿司
10個入¥1,310・5個入¥680

※鯖と鮎のどちらかお選びいただけます。

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日本の棚田百選にも選ばれた
「あらぎ島」

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八角の屋根がユニークなしみず温泉健康館。

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地元の名産・物産、工芸品などを集めたお土産販売所。

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オートキャンプ場・テント区画設備もあります。

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スポーツパークの全天候型テニスコート

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この地に縁ある、紀子様ご来訪記念碑

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